
自由に、ゆるく、楽しく
最近つくづく仕事は「自由に、ゆるく、楽しく」だなあと思うことが多い。なぜか?その方が無駄もないし、効果的だからです。反対に、変われない組織や人を見ていると、この「自由に、ゆるく、楽しく」がなく、建前が多く、思考や行動が固い。けれどもそれも否定してはいけないと思います。建前が多く、思考や行動が固いのも、何かを一生懸命やろうとしているからです。そういった状態をうまくほぐすことができないかと思います。
写真:ナチュラルな子ども時代 ガイアブックスより引用加工
■なぜいま「自由に、ゆるく、楽しく」が魅力なのか?
なぜいま「自由に、ゆるく、楽しく」がいいのかと考えてみると理由が3つほどありました。それは単に気楽で楽だからではありません。
正反対なことを申すようですが、一つ目は、スピードです。世界の隅々までインターネットが普及してしまい、過去と比較にならないぐらい物事がスピーディに行われるようになってきています。仕事も遊びもどこかしら速くないと全く役に立たないのです。スポーツなどでも「速く」を追求すると、緩んでいて、自分のベースで自由なニュートラルな状態をつくっていないと勝てません。硬直していてはそれだけで負けます。最近、有名スポーツ選手は、「試合を楽しもうと思います」といったことをよく言います。競争が究極まで進むと、柔らかくしなやかでないといけないのでしょう。仕事や生活も同じですね。
二つ目は、自分の得意技でないと楽しくないし、役にも立たないことが多いからです。これも競争が厳しくなった結果とも言えます。不得意なことを粘り強くやることが大事なこともありますが、語学でも資格試験でも不得意なことはやればやるほど、自分の能力の低さや難しさばかりが頭に浮かび、活き活きとできません。時間は限られています。やはり人は得意なことをやるべきです。仕事でも何でも得意なことをやっているときは、人は自由で遊び心があります。あれこれアイデアが浮かび、チャレンジしたくなります。結果自分にもよいし、周りの人のためにもなります。人は強みでしか成長しないと思います。
3つ目は、前にもコラムで書きましたが、世の中全体がうるさく、忙しくなりすぎているからです。手元にはスマートフォン、電車に乗ればデジタルサイネージ、会社へ行けば様々なデジタル化された管理システムなど、私達の心と身体をむしばむ環境がドンドン多くなってきています。そういった環境から自分を守るためにも「自由に、ゆるく、楽しく」がとても大切なのです。「忙しい、大変だ、全てを細かく確認・・・・」何かやっていること、仕組みに無理があるはずです。
写真:ナチュラルな子ども時代 ガイアブックスより引用加工
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