
2009年パラダイムチェンジへの挑戦
新年明けましておめでとうございます。昨年新たに始めたグローバル・エイジも2009年に入り、ますますご提供する内容を充実させたいと思いま す。昨年後半に引き続き2009年は変化の年になろうかと思いますが、皆様の会社ならびに皆様のご健闘、ご活躍を心からお祈りいたします。
年頭にあたり、ニューチャーネットワークスおよびユイマール代表取締役の私、高橋透より、「2009年パラダイムチェンジへの挑戦」と題した提言をさせていただきます。すこし長い論文になっておりますが、お読みいただき、お仕事のお役に立てればと思います。 本年も、ニューチャーネットワークスおよびユイマールをどうぞ宜しくお願いいたします。
■ バブルという幻想をつくりだした世界経済
米国発サブプライム問題に端を発した世界経済の激変。確かに07年の夏頃から予測していた経済アナリストは何人もいました。私自身もそれらの分析 を読み、それなりに構えていたつもりです。しかし北京五輪の直後の9月あたりから、米国金融業界に始まり、世界の実態経済をも大きく飲み込む「グローバル レベルでの経済の崩落」を予測できた人はあまりいなかったと思います。
もしバブル崩壊を予測した人がいたとすれば、株価などの資産価格が急落する前に、全てを売り抜けることが出来た一部の投資家でしょう。多くの人や企業 は、バブル崩壊の可能性は分かっていたけれど、加速化するバブルという電車からなかなか降りることができず、ついに大きな損失を出してしまったのではない でしょうか。リーマンブラザーズ証券が破綻した直後、知人の有名なアナリストが「リーマンブラザーズは米国政府が救ってくれると思っていた」と話していま した。私はその話を聞いた時、世界中のさまざまな個人や企業、国家までもが、互いに影響し合いながら、自分たちではその実態を認識することも、ましてや管理することもできない大きな “バブル″という “幻想″をつくり出し、自らその中にとりこまれてしまったのだと思いました。そしてその”幻想″は、2009年になる今なお急速に収縮する方向に逆回転しており、止まらない状態です。
記事をご覧いただくには、メルマガ会員登録が必要です。
メルマガ会員登録は、無料です。
是非、この機会に、メルマガ会員登録をお願い致します。
メルマガ会員登録はこちらです。