
「旧」と「新」の入れ替わりがはっきりしてきた
ニューチャーネットワークス 代表取締役
高橋 透
時々振り返ってみることは悪いことでありません。それが将来を考えるためであればです。
2018年という一年を振り返ってみて感じるのが、「旧」と「新」の入れ替わりがはっきりしてきた年だったということです。なぜ「旧」と「新」の入れ替わりを実感したか?失礼ながら何人かの経営者の方、上級管理職の方との会話の中で、「あれ、どうしたの?なんでそれが理解出来ないの?」という強い違和感、時代から取り残された日本の経営を直に感じてしまったからです。
どんな「旧」と「新」の入れ替わりがあるのか?私の独断と偏見の「入れ替わり」を述べます。
旧:会社や組織がどう考えるか⇒新:自分がどう感じ、考えるか
今年の9月に女優の樹木希林さんが亡くなりましたが、その生き方、考え方が注目され、今でもマスコミで頻繁にとりあげられています。
「モノを持たない、買わないという生活は、いいですよ」
「絶対こうでなければいけないという鉄則はない」
といったハッとする発言にみな心を引かれたのではと思います。会社がどう、組織がどうということに疲れていて、自分がどう感じるかといったことが見失われている時代と社会がある中で、もっと自分に率直に生きていこうという動きが若い人からシニアまで広がってきていると思います。
「もう人生、上等じゃないって、いつも思っている」
樹木希林さんのご自身の「死への向かい合い方」が、多くの人に「自分はどう感じ、考えるか」を思い起こさせ、気づかせてくれたと思います。
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