コンサルティング
戦略は構想計画から始まるのではなく、
独自の世界観に基づいたビジョンの実証実験を繰り返すことから見いだされるもの
シェアアップのための選択と集中やM&A、プロセス改善などは、既存事業を維持させる上では重要ですが、大きな価値は生み出しません。顧客に新たな経験価値を提供し、社会を進化させることとしては限界があります。いま企業や組織に求められているのは、社会を変えるだけの世界観(フィロソフィー)とそのビジョンです。これらは日々社会や顧客の現場で何かを提案し、挑戦していなければ発想できません。今ある偉大な企業で、詳細な事業戦略計画から始まったところは一つもありません。創業者の世界観とビジョンと行動力が原動力です。
ニューチャーネットワークスのコンサルティングは、新しいことを始める人や組織の、世界観、ビジョンと可能性を最も重視します。その実現のために早い段階で成果の出る実証実験は何かを見極めた上で実行し、そこからビジネスモデル、アライアンスを仕掛け、あらゆる環境変化にも耐えうる事業を構築します。
ポストコロナの企業戦略の本質は、市場での生き残り戦略や競争戦略ではなく、
これまでにない新たな需要を創り出す、需要創造戦略である
コロナショックによる経済のダメージは、ウイルス感染を避けるための強制的な需要の縮減です。一旦縮小した需要は、元に戻らないと推測されます。したがってそこでの企業戦略は、生き残りのコストダウン戦略や競合戦略ではありません。需要の縮減に対する需要創造戦略であるべきです。コロナ後の需要創造戦略のキーは、3つあります。
- 格差問題、地球環境問題などの社会課題の解決と顧客の潜在的ニーズを同時に満足させるもの
新型コロナ問題は、世界の人々に、改めて「社会の重さ」を突き付けました。格差問題や自然環境破壊、行き過ぎた都市化や社会インフラの弱体化などは、すべての人を危機に追い込むということです。特に若い年代層でその危機感は大きく、社会課題は行動や生活の仕方の判断基準の大きな部分を占めるようになりました。したがって、企業が提供する製品・サービスは、単にその機能や価格だけでなく、社会課題とどう向き合って、解決に貢献しているかを評価されるようになります。
- 新たな意味を感じ、体験できる顧客経験価値を提供するもの
リカーリング、サブスクリプション、シェアリングエコノミーなどが隅々まで普及し、顧客は所有することよりも利用を重視し、さらに、利用することそのものから、利用することで得られる意味的価値、つまり顧客経験価値を意識するようになりました。コロナショックで、所有することにより資金が固定化することのリスクが高まったこともあり、顧客経験価値に対する要求はますます高まると思われます。顧客経験価値で最も重要なのは金銭に変えられない体験です。世界観、フィロソフィーとその実践を通して、儲けを超えた圧倒的な存在感を示せるかどうかが勝負となります。
- 人間臭さ、人間味を拡張するためにIoT、AIなどのIT(インフォメーションテクノロジー)を利用し、人の幸福感を増幅させるもの
新型コロナの自粛で多くの方が経験したネット会議システム。そこで最も大切なことは、ITの操作でも、AIによる解析でもなく、「人としての信頼」と「人間臭さ、人間身」です。信頼されていなければ繋がることはできませんし、人としての魅力がなければ会議や飲み会にも呼ばれません。IT(インフォメーションテクノロジー)が目指すものは、最終的には人の幸福感の増幅です。共感し、伝え、行動し、互いに助け合うこと。ITは我々の社会生活にはなくてはならないインフラです。新たな需要創造にはITを使って人の幸福感を増幅させることが必須です。
主なコンサルティングサービス
製品・技術コンサルティング
コンサルティングのご相談からプロジェクト開始まで
Step 1 ご相談 |
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Step 2 状況のヒアリング |
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Step 3 コンサルティングのご提案 |
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Step 4 プロジェクト体制づくり |
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Step 5 プロジェクトスタート |
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