
生産財におけるグローバル・マーケティング戦略とは①
ニューチャーネットワークス 代表取締役
高橋 透
新商品・新事業開発「グローバル・マーケティング」
2012年12月19日のコラムでは、グローバル・マーケティング戦略の基本コンセプトである「共通化戦略」と「カスタマイズ戦略」について紹介した。後日、コラムを読まれた生産財メーカーの弊社クライアントと議論していたところ、「消費財ではなく、生産財にフォーカスしたグローバル・マーケティングを知りたい」とのコメントを複数いただいた。そこで今回は、生産財のグローバル・マーケティング戦略について考えてみたい。 |
1.生産財におけるグローバル・マーケティングとは
生産財におけるグローバル・マーケティングを一言で表すと、「国・地域や産業の境界を越えて、多様な顧客企業とパートナーシップを構築する活動」である。その一方で、「多様な顧客企業にできるだけ同じ製品を提供する、あるは異なる製品であってもできるだけ共通部分を増やし、付加価値の高いビジネスを狙う活動」である。生産財におけるグローバル・マーケティングのポイントをまとめると次のようになる。
今回のコラムではこの7つのポイントのうち、①から③についてそれぞれ説明をしていきたい。
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