技術主導のモノづくり企業の7つの落とし穴

自社のリソースだけで進めようとしていないか?
ニューチャーネットワークス 代表取締役
高橋 透
■自社のリソースだけで進めようとしていないか?
かつての技術主導のモノづくり企業では、技術開発、設計、製造から販売、アフターフォローまで全て自社で完結することが良いとされ、外部企業と連携するという考え方はほぼ存在しませんでした。しかし、インターネットの普及やデジタル化などで外部調達コストが劇的に低下すると、むしろ国内外を問わず優れた企業からの外部調達を活用したほうが、性能、コスト、そして市場参入のスピード、投資採算リスクなどの面で有利になるケースが多くなりました。
かつては自社完結していたが、今では製造のほとんどが外注という技術主導のモノづくり企業も少なくありません。そのような企業の中には、ビジネスモデル戦略をベースにして、マーケティングと技術開発に特化しているところや、その反対に製造に特化して業績を上げているところもあります。後者の良い例が、台湾の半導体EMS(Electronic Manufacturing Services)のTSMCやFoxconn(フォックスコン)などです。
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