
生産財におけるグローバル・マーケティング戦略とは③
ニューチャーネットワークス 取締役 シニアコンサルタント
福島 彰一郎
新商品・新事業開発「グローバル・マーケティング」
前回のコラムでは、下の図1のうち、「ポイント④:海外競合他社のゼロベースのベンチマーキングと事業として勝つ競争戦略」について紹介した(今回も多くのメッセージをいただき誠にありがとうございます)。
前回は記述しなかったが、競合他社とは常に競争するとは限らない。状況によっては、たとえ競合企業であっても協業することも考えるべきであるのは、国内でもグローバルでも同じである。
先進国企業が開発した高度な製品・技術と言っても、いずれは新興国メーカーに学ばれてキャッチアップされる。そしてローエンド市場での競合から始まり、次第にミドルエンドでも、というように、順番にシェアを取られていくものである。かつて米国企業は欧州に学び、日本企業は米国に学んだ歴史は周知のことである。
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