
変化を機会に変える創発型のグローバル組織
ニューチャーネットワークス 代表取締役
高橋 透
“グローバル社会”での企業の原動力とは人と組織
“グローバル社会”の中で、企業は何を原動力に独自性を作り出し、生き残り、そして成長し発展するのか?この問いに対し、一橋大学名誉教授の野中郁次郎氏は近著『流れを経営する―持続的イノベーション企業の動態理論』(東洋経済新報社)の中で、企業を「知識創造の主体と捉え、知識の創造・活用により主体的に変化しつつ持続可能な状態を創り出すもの」と捉え、「その人間の価値観や理想、信頼やコミットメント、他社との関係性など、人を動かす源を理解しなければ、知識や知識創造プロセスを理解することは出来ない」と、「人と組織の本質の理解」の重要性を強調されておられる。
まさに“グローバル社会”の本質は「人」「モノ」「カネ」のグローバル規模でのめまぐるしい流動性にあるが、同書では「知識」に焦点を当て、企業の人と組織が主体性を持ち、グローバル社会の主導権を持つことの重要性を説いておられ、大変参考になる文献である。
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