チームマネジメントと組織の課題解決力の向上 ~リーダーの自己変革・バックキャストによる課題解決・コミュニケーション力の鍛錬~
日時
2019年1月29日(火) 12:30~17:00
概要
Ⅰ.チームのマネジメントとはリーダーの自己変革と外部を巻込むこと
〇「IoT」と「技術の爆発的発展」の時代とは・・・?
〇「技術者のリーダーシップ」は一般のリーダーシップ論では通用しない
〇「技術構想力」と「技術解決力」がないと引っ張っていけない
〇他人の専門性をどう理解し、活かすのか?
〇「解を探すのではなく、解(ありたい姿)を創る」発想
〇ネットで調べて机で考えるのはダメ⇒「トライアル&エラー」の行動力がキーとなる
〇部下は自己変革するリーダーから「学習すること」を望んでいる
〇「必ずできる」言うマインドセットが重要
〇組織内のメンバーを育てたければ外部を巻込め
Ⅱ.過去とは異なる課題解決の考え方と手法
〇課題はすべて新しい ⇒ 「過去ではなく未来志向が重要」
〇ありたい姿をフォアキャストでなくバックキャストで考える
〇ありたい姿の「なぜ」の理念、目的、「水準」の目標値を設定することが大事
〇現状とギャップを直視する
〇課題解決のコントロールファクターを設定する
〇課題解決のために如何に部下の「専門技術、知識」を引出し、活用するのか
Ⅲ.課題解決のためのリーダーシップ
〇先が見えない状況、困難を「変革機会」と考える
〇ありたい姿と目標は自身のトップダウンで設定する
〇個別課題の発見と解決策はメンバーから吸い上げる
〇課題の実行は短期(90日)でまずリーダーが率先垂範する
〇課題解決が見えたら周りを巻込んで加速度をつける
そして手柄は部下へ与える
〇すべての原点は何のためにやるのかと言う「理念」が基本
Ⅳ.コミュニケーションがキーとなる
〇リーダーの仕事の90%は部下の育成教育
〇意識、価値観を合わせる
そのためにはリーダーのフィロソフィーが大事
〇コミュニケーションの成功のポイントは「失敗したら謝って即座に直すこと」
〇専門分野が異なる中で部下の専門をいかに理解し、リードできるか
〇リアルとネットをつかったコミュニケーションを併用する
〇頻繁でポジティブな会話のキャッチボール
〇技術者は「話す」よりも「聴いてあげる」「観てあげる」「一緒に行動してあげる」が大事
〇課題解決のプロセスを通じて自己のコミュニケーション力を鍛える
<習得知識>
1.IoT時代の技術の特徴
2.技術者としてのリーダーシップ
3.バックキャスト型課題解決手法
4.90日でのブレークスループロジェクト
<講義概要>
全てのものがつながるIoT(Internet of Things)の時代には『チームのマネジメント』や『課題解決』の思考のフレームワークは過去とは全く異なります。その変化の重要なポイントとは下記の3つです。
1.内部管理思考→オープンネットワーク思考
2.フォアキャスト思考(過去のデータや現状分析からの積み上げ)→バックキャスト思考(未来予測からのシナリオ設定)
3.90日程度の短い期間での過去や現状の打破『ブレークスルー』
部門横断型の『チーム』で仕事を進める機会が増えている昨今においては『組織あるいは人材のマネジメントスキル』が求められるようになってきています。現代においてのマネジメント成功のキーポイントは、専門分野やバックグラウンドの異なる部下や外部組織といかに【コラボ】してその過程でリーダ―自身が自己革新し、その学習の過程を部下にさらけ出すことを【演じること】ができるかに係っています。本講座では、技術の進化発展が急速で変化の激しい業界(すべての業界ですが)で、チームをリードするにあたって手詰まり感を持っていて、組織をいかに変革するかに関して悩んでいる組織リーダーや組織開発の担当者を対象にしています。
株式会社テックデザインHPより抜粋
主催
講師
株式会社ニューチャーネットワークス 代表取締役/ヘルスケアIoTコンソーシアム 理事 [ 上智大学経済学部・グローバル教育体系非常勤講師 ] 高橋 透氏
1987年上智大学経済学部経営学科卒業後、旭硝子株式会社入社。セラミックスのマーケティング、消費財の新商品開発、広告宣伝を担当。その後大手コンサルティング会社を経て、1996年に経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立。2010年より上智大学非常勤講師(コンセプトメイク、グローバルベンチャー)。2016年より「ヘルスケアIoTコンソーシアム」理事。主な著書に「技術マーケティング戦略」(中央経済社、2016年)「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」 (中央経済社、2015年)「90日で絶対目標達成するリーダーになる方法」(SBクリエイティブ、2014年)、『事業戦略計画のつくりかた』(PHP研究所、2006年 )、『図解でわかる・技術マーケティング』(共著、JMAM、2005年)などがある。
会場
受講料
29,980円(税込/テキスト付)
申込/問合せ先
お申し込みはこちら⇒ https://www.tech-d.jp/chemical/applyer/new/3766
お問い合せ
事務局:株式会社テックデザイン(http://www.
- TEL:042-313-7680
- FAX:042-313-7682
- E-mail:info@tech-d.jp