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技術者組織活性化のためのリーダーシップとブレークスループロジェクト【BTP】~実施に当たっての注意点、成功事例の紹介~【LIVE配信】

日時

2024年6月19日(水) 13:00-17:00

セミナーポイント

【概要】

製造業はじめ技術をベースとする企業、組織の多くが、厳しい市場競争環境の中、トップダウンでのコストと機能を追求することが優先され、現場に近い社員の自発的ボトムアップのアイデアや発想を出しにくい状況が多く見られます。加えて厳格な品質管理、コンプライアンス遵守策や残業規制の強化など管理志向が強くなっています。
そのような環境の中で、開発、製造などの技術者組織のプロジェクトリーダーや部・課長などの管理職は、業績成果を出すことにこれまでにない大きな困難さを抱えています。成果を急ぐあまり現場に無理をさせてしまい、所属メンバーとの人間関係の悪化や、退職者やメンタルヘルス不調などで休職するメンバーの問題で悩むリーダーや管理職の方も少なくないと思います。
ブレークスループロジェクトとは、組織メンバーの心理的安全性や話しやすいオープンな組織環境を確保し、現場のメンバーの主体性を引き出し、ストレッチであるが達成可能なテーマと目標を達成させるプロジェクトです。目標を「達成すること」つまり「ブレークスルー」することで、力強いモチベーションを獲得し、メンバーや組織のケイパビリティを高め、より高い成果を追求する組織をつくります。
本セミナーでは、技術者組織での個人と組織活性化、その先にある業績成果のアップ、さらには人的資本の向上を狙う、ブレークスループロジェクトの具体的な実践方法、実施に当たっての注意点、成功事例の紹介を行います。

【対象】
  • 技術者組織のプロジェクトリーダー、管理職、グループ企業の経営者など
  • 研究開発、開発設計、新製品・新事業開発部門などの開発部門
  • 製造、品質管理、技術サービス・サポート部門
  • 組織活性化、働き方改革を実施する人事部門、人材開発、教育部門
  • 経営企画、事業企画はじめスタッフ部門(間接部門)

セミナー内容

1. 技術者組織が停滞する原因を再確認する

  • 厳しい競争環境や要求事項、開発サイクルタイムの短縮化など過酷な現場
  • 少子高齢化で、職場の人口構成がいびつになっている
  • 品質管理の厳格化、コンプライアンス遵守、残業管理など、制度、ルールが多い
  • 本社主導のプロジェクトが多いためトップダウンの指示が多く、自発性が損なわれやすい
  • 成果を急ぎすぎ、人材育成、組織力アップ、組織の風土、文化醸成などが見落とされている
  • IT、DXが活用できておらず、意思決定が遅いなど、組織体質が古く、そのためか若手の離職も増加
  • 失敗が許されない環境。心理的安全性、自発性が担保されず、誰も新しいことをやろうとしない。言われたことだけをやっていればいいと考えてしまう傾向

2. 技術者組織を活性化させるために必要なこと

  • トップダウンの組織を逆転させ、ボトムアップ型組織にするには
  • 組織活性化のためのリーダー、管理職の新たなマインドセット
  • 組織のビジョンと個人のビジョンを合わせる考え方、実践方法
  • 自発性を引き出すコツ
  • チームで仕事することの醍醐味や幸せを実感する場づくり
  • 現場や若手だけでなく組織トップやミドルの思考・行動も変える仕掛けとは
  • すぐできる褒める組織、ポジティブな組織づくりの方法

3. 技術者組織を活性化させる「ブレークスループロジェクト」の実践ノウハウ

  • 大きなプロジェクトを90日の短期のプロジェクトにする方法
  • ポジティブ、ボトムアップ、アイデア、行動、アジャイルなどの重要なコンセプト
  • スポンサー、サポーター、プロジェクトリーダー、メンバー、PMOの創発的な組織体制づくり
  • 準備フェーズ、計画フェーズ、実行フェーズ、振り返りフェーズなどのフェーズ区分をつくることが大事
  • プロジェクト計画を最短3時間で実施する方法
  • 90日のブレークスルーゴール設定のロジック
  • 現状分析とアイデア出し、アイデア評価の実践
  • 実行ロードマップ作成方法
  • 実効性を持たせるためのアクションとタスクへのブレークダウンのレベル感
  • スポンサー、サポーターとの合意形成の場づくり
  • 毎日の実行とポジティブフィードバックを誰がどう行うか
  • 困難に直面したら相談できる「駆け込み寺」とは
  • 経営トップのスポンサー、サポーターが現場を観てあげる、障壁を取り除くための仕掛け
  • 30日単位で実践するリーダーシップ成功のポイント
  • 最初の30日はとにかく行動したことを褒める
  • 次の30日は、アクションを見直し、効果的なものに絞る
  • 最後の30日は、成功するアクションに加速度をつける

4. ブレークスルーで技術者組織が活性化し、業績アップした事例紹介

  • 「離職者が減った」建築、建設業の現場作業でのブレークスループロジェクト
  • 点検、メンテナンス業務でのモチベーションアップのプロジェクト
  • 営業経験のない技術者による新規顧客開拓プロジェクト
  • 近隣の住民家族や子供向けの技術紹介活動による組織活性化
  • 建設業における取引先、代理店を巻き込んだ業務改善
  • 20代3人で世界シェアトップにつながった新製品開発プロジェクト
  • 技術者組織活性化成功のコツとは
  • 自発的、楽しい、既成概念外し、とにかく褒める、毎日フィードバック
  • 役員、幹部がプロジェクトを観てあげ、障壁を取り除く
  • 目標にこだわる、危機的な状況をドラマチックに突破する
  • ブレークスループロジェクト実施の企業間での人材交流、コンテストでさらにパワーアップ

5. ブレークスループロジェクト実施にあたって大事なこと

  • 経営トップも交えて、会社や組織の問題点を冷静に分析・整理し、共有する
  • トップを交えて、準備フェーズを丁寧に進める
  • 将来期待できるプロジェクトリーダーを慎重に抜擢する
  • プロジェクトリーダーにメンバー選定の権限を与える(人事権)
  • スポンサーであるトップからリーダーやメンバーへの熱いメッセージを伝える

 情報機構HPより抜粋

主催

情報機構

講師

株式会社ニューチャーネットワース 代表取締役
上智大学 非常勤講師
ヘルスケアAIoTコンソーシアム 理事
高橋 透 氏

講師紹介

上智大学経済学部経営学科卒業後、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)入社。セラミックスのマーケティング、消費財の新商品開発、広告宣伝を担当。その後大手コンサルティング会社を経て、経営コンサルティング会社“ニューチャーネットワークス”を設立し、代表取締役を務める。専門は研究開発戦略、新製品・新事業開発、エコシステム・ビジネスモデル戦略、顧客経験価値開発など価値創造領域。その一方で技術開発、製造現場のボトムアップ力強化と組織体質改革のためのブレークスループロジェクトを展開。これまで国内外で1000以上のプロジェクトを経験。
2010年より上智大学非常勤講師(経済学部:コンセプトメイク、全学共通:グローバルベンチャー)。2016年より「ヘルスケアAIoTコンソーシアム」理事。

主な訳書、著書に「顧客経験価値を創造する商品開発入門」(著、中央経済社)、「デジタル異業種連携戦略」(著、中央経済社)、「技術マーケティング戦略」(著、中央経済社)、「勝ち抜く戦略実践のための競合分析手法」(著、中央経済社)、「90日で絶対目標達成するリーダーになる方法」(著、 SBクリエイティブ)、「GE式ワークアウト」(デーブ・ウルリヒ他著、共訳、日経BP)、「出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方」(共著、技術情報協会編)、「後発で”勝つ”ための研究・知財戦略と経営層への説明・説得の仕方」(共著、技術情報協会編)など寄稿多数。
日経BP社プレミアムサイトに5年間、日経産業新聞WEB「企業マネジメント最新トレンド」へコラム執筆。弊社コラムサイト「グローバル・エイジ」にてコラム執筆多数。

受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
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 ●録音・撮影行為は固くお断り致します。

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セミナー番号:AG240659

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