技術アイデアを成果に結びつけるためのアカウンティング・ファイナンス
日時
2023年3月7日(火)13:00~17:00
【開催にあたって】
技術者にとってアカウンティング・ファイナンスの知識は、研究開発プロセスのあらゆる場面に必要となります。アカウンティングは、企業活動を数値に置き換え、評価、意思決定に資する情報を提供します。
研究開発テーマの有効性(収益性)の評価、製品の開発・設計時のコスト分析の精度向上、製品化・事業化に向けた収支計画の立案など、アカウンティング・ファイナンスの数値情報を理解し、活用することが求められます。
自身や組織の技術アイデアを製品・事業に結びつけるために必要なアカウンティング・ファイナンスの基本的知識を学ぶだけでなく、その知識を実際に活用するスキルを身につけます。
【受講対象】
研究開発企画、研究開発テーマ担当、事業部門の新製品開発部門・設計部門、生産技術部門、IoT・AI推進部門、DX推進部門
【内容】
1. 技術者視点での会計・財務に関する5つの問題意識
1) 利益は製造段階ではなく設計段階で決まる
2) 製品の企画から生産までの3つのコストマネジメント
3) 高収益企業における製品開発への原価・利益への要求水準
4) 収益性向上は技術・製品の差別化だけでなく、ビジネスモデルの差別化も必要
5) 研究開発投資の決定要因-採算性評価と事業化評価
2.技術者が身につけるべき財務諸表の見方
1) 財務諸表と企業活動
2) 損益計算書の見方、現場での活用方法
3) 貸借対照表から企業の成長力と経営リスクを見抜く
4) キャッシュの流れから会社の競争力を把握する
5) 財務諸表から競合の技術戦略を読み解く
3.ケーススタディ:財務諸表分析
1) ビジネスモデル戦略と財務諸表
2) 新製品開発戦略と財務諸表
4. 高収益製品を生み出す利益計画の見極めポイント
1) 利益を確保するためのコストエンジニアリング
2) 利益計画立案の流れ
3) 目標利益設定の考え方
4) 組織の収益構造を把握する
5) 固定費を変動費化する外注の意思決定
6) 目標利益達成のための各種計画立案
7) 製品利益率改善を実現した利益マネジメント事例
5.投資の財務的意思決定
1) 投資計画と投資予算の確保
2) 投資の意思決定で使われる評価指標
3) 技術マネジメントで押さえておくべき評価指標
4) 製品開発力が高い企業の投資意思決定プロセスと評価指標
5) 開発・設備投資パターン別の意思決定基準
6) 投資の資金調達方法
7) 資金調達のための収支計画
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
【本セミナーはZoomを利用して開催いたします】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。事前に上記「動作確認ページ」のリンクより動作確認をお願いいたします。
一般社団法人企業研究会HPより抜粋
主催
講師
株式会社ニューチャーネットワークス
シニアコンサルタント
張 凌雲 氏
主に組織のリーダーを対象とした、未来を構想し創造するための計画立案とその実行支援、新たな組織風土を生み出す“組織変革”を行なっている。
特に会計・財務の視点から業績向上・組織変革の課題を見つけ、それを解決させることで中長期の戦略目標や財務目標の達成を支援するコンサルティングを得意とする。
また、短期間で組織のパフォーマンスを高め、ストレッチされた数値目標を達成する「ブレークスループロジェクト」を通じて、組織活性化やリーダー人材の育成など、数多くの成果を上げている。
ニューチャーネットワークスコラムサイト「グローバル・エイジ」にて業務改善、生産性向上、組織変革等に関するコラム執筆多数。
費用
会員 35,200円(本体 32,000円)一般 38,500円(本体 35,000円)
お問い合せ
一般社団法人企業研究会
セミナー事業グループ(TEL 03-5834-3922)
東京都 台東区東上野1丁目13ー7 ハナブサビル
[事業コード] 222070