新規事業・新規R&Dテーマを通すための 経営層への説明・説得の仕方
日時
2022年1月18日(火) 10:00~17:00
概要
★社内を通すことが一番難しい!
有望なテーマをオミットされないための考え方、見せ方、伝え方!
【Live配信セミナー】
新規事業・新規R&Dテーマを通すための経営層への説明・説得の仕方
■ 講師
1.(株)ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋 透氏
2.知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣氏氏
3.(株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部
R&D組織革新・KI推進センター チーフ・コンサルタント 大崎真奈美氏
■開催要領
日時:2022年1月18日(火)10:00~17:00
会場:Zoomを利用したLive配信 ※会場での講義は行いません
Live配信セミナーの接続確認・受講手順は「こちら」をご確認下さい。
聴講料:1名につき60,500円(消費税込み、資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。
詳しくは「アカデミック価格」をご覧下さい。
■プログラム
<10:00~12:00>
【第1部】経営層が納得し必ず受け入れる ビジネスモデルの作り方
(株)ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋 透氏
【講演趣旨】
経営戦略視点でのビジネスモデル戦略の本質は、①製品の差別化から構造での差別化 ②収益構造の変革、多角化 ③早期の収益獲得 ④DXを活用したスピード戦略 ⑤他社とのアライアンスなどです。すべては、収益向上、格差化、早期の業績達成に関わります。こういった経営視点なくしてビジネスモデルの企画検討を行っても、社内はもとより社外も説得できません。 本セミナーでは、経営者、株主視点でのビジネスモデル作成の在り方や、そのビジネスモデルの根底にある技術開発テーマの設定方法をわかりやすくお伝えします。
【講演項目】
1.ビジネスモデルとは何か、ビジネスモデルが注目された理由
2.モノづくり会社における最近のビジネスモデル戦略議論の傾向
3.経営者視点でのビジネスモデル戦略のスペックとは何か
4.技術戦略のアウトプットを製品・サービスだけにしない
5.ビジネスモデルを中心とした事業4階層構造
「エコシステム⇒ビジネスモデル・バリューチェーン⇒製品・サービス⇒技術」
6.時間軸(シナリオ)と空間軸(4階層)の理解
7.技術マーケティング戦略視点からのビジネスモデル戦略
8.コア技術戦略、顧客提供価値戦略、ビジネスモデル戦略の3つの仮説
9.ビジネスモデル戦略の企画の5つの視点
10.ケーススタディ「シマノ」「ゴアテックス」 など
11.ビジネスモデルにおける顧客経験価値の重要性
12.IoT戦略におけるビジネスモデル行き詰まり
13.モノづくり会社におけるビジネスモデル戦略の説得のコツ、対策
13.1 ITアレルギーのトップ
13.2 仕組みでの差別化が理解できないトップ
13.3 サービスでの差別化が理解できないトップ など
14.他社とのアライアンスの企画によるビジネスモデル戦略
15.本体から切り離す出島戦略「ジョイントベンチャー」によるビジネスモデル戦略
16.ビジネスモデル戦略スキルをいかに磨くか
【質疑応答】
<12:45~14:45>
【第2部】役員が納得する コア技術を活かした新規事業プランニング
知財務(株) 代表取締役 古庄 宏臣氏
【講演趣旨】
いま多くの経営者は、新型コロナウイルスによるパンデミックが様々な業界で需要を消失させた現実と向き合い、現代ビジネスのハイリスクな環境を改めて意識されてます。経営者のビジネスを見る目はシビアになり、もはや小手先のアイデアによる新規事業企画で経営者の承認を得るのは難しいでしょう。一方で新規事業担当は、経営者がリスクを意識しているからこそ、自社のリスクを踏まえた真に開発すべき新規事業を構想すべきです。この真に開発すべき新規事業を構想するには、自社が有するコア技術の価値を再定義して新しい市場機会を捉える必要があります。本講演では、役員が納得する新規事業プランニングに必要な“経営者目線”とそれを踏まえた“新規事業構想の要点”とは何か、コア技術を再定義して新しい市場機会を見出すには自社技術をどのように評価すべきかについて、講師の実務経験と事例も交えながら学んで頂きます。
【講演項目】
1.役員を説得できる新規事業構想とは
1.1 経営目線になる
1.2 新規事業プランで何が必要か
・なぜ新規事業プランが否決されるのか
・承認される新規事業プランとは
2.コア技術の評価
2.1 強みを活かす技術転用のメカニズム
・ユーザーが求めている技術の本質とは何か
・強みに対する目線を変えてみる
2.2 変化を捉えた市場機会の創出
・変化があるところに新たなニーズが生まれる
3.コア技術を活かした新規事業のプランニング
3.1 新規事業の組み立て方
・事業ドメイン
・競合分析
・STP分析
3.2 まだ見ぬ新市場の想定
・新市場の創出とは
・新市場を推定する基準と推定方法
【質疑応答】
<15:00~17:00>
【第3部】研究開発テーマ提案に必要な効果的な見せ方・伝え方のポイント
(株)日本能率協会コンサルティング R&Dコンサルティング事業本部
R&D組織革新・KI推進センター チーフ・コンサルタント 大崎真奈美氏
【講演趣旨】
R&Dのテーマを研究開発トップを含めた経営層に理解してもらい、リソースをつけてもらう行為は、企業内でのイノベーションにおいて最初の高きハードルです。しかしそのハードルを乗り越えようと知恵を絞り工夫をしなければ、イノベーションの入口に立つこともできません。本講演では「プレゼンテーションの価値は相手が決める」という前提に基づき、「伝えたいことを正しく伝える」「経営目線で知りたいことを伝える」「信頼感を高める」「相手を動かす」という4つの視点で、R&Dテーマを事業化へつなげるためのプレゼンテーションの基礎についてお伝えします。
【講演項目】
1.経営者は何を知りたいのか
1.1 新規テーマのライバルは競合よりも既存事業
1.2 既存事業のリソースを割くほどの価値があると伝える
1.3 技術ではなく、サービス・商品を語る
1.4 技術の先端性ではなく、顧客価値を語る
1.5 どんな社会課題を解決するのか
1.6 リスクを最小限にできる投資判断が可能か
1.7 経営者として何をしないといけないのか
2.正しく伝えるためのプレゼンテクニック
2.1 評価・審査ではなく投資してもらうためにプレゼンする
2.2 プレゼン時間で全部を説明しようとしてはいけない
2.3 絵や図、写真を使う
2.4 事実と仮説を分けて伝える
2.5 なぜそれを「選んだのか」がわかるようにする
3.イノベーション人材としての信頼感を高める
3.1 経営者は「この人はできるのか」も見ている
3.2 困難にも立ち向かえる動機は何か
3.3 実践できることは実践してしまおう
3.4 うまくいくという前提で話をする
4.相手を動かす
4.1 経営層の悩みごとを解決する
4.2 投資が得られれば動機は違ってもいい
4.3 信頼できる人からの評価を得る
4.4 全員賛成ではなく、たった一人を味方にする
【質疑応答】
技術情報協会HPより抜粋
主催
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セミナーNO.201503