実用化、成長軌道に入ったウェアラブル・バイタルサインセンサの課題と展望「高信頼多機能ウェアラブル・バイタルサインセンサ」普及啓発 第三回「トークセッション」
◆ごあいさつ
めざましいICT分野のイノベーションを受け、多彩なWVS*製品が様々なユースケースで活用され、健康支援市場に確実に浸透しつつあります。しかし、万一の体調変化の早期発見を促す大切な役目を負う機器でありながら、機能・性能・仕様による明白な規格区分など、「安心・安全」を担保する重要な事柄に統一的な定義が存在していないのが現状です。またそのことが、医療機器/非医療機器といった既存概念を超える新たな用途開発を掣肘する要因になっているのではないでしょうか。WVSは、電子(センサ等)、電気(バッテリー等)、化学(装着部位素材等)の総合力の結晶であり、また健康・医療への様々な取り組みから他に類を見ない長寿国家となった日本だからこそ、世界をリードするWVSを開発し、世に送り出すことができるもの考えます。そこで今回は、主に「デバイス視点でのWVSの技術的特徴やベネフィット、今後のあり方」を医工で共有することを目的に「トークセッション」を開催します。
* Wearable Vital-signs Sensor
実用化、成長軌道に入ったウェアラブル・バイタルサインセンサの課題と展望
「高信頼多機能ウェアラブル・バイタルサインセンサ」
普及啓発 第三回「トークセッション」
開催概要
- 日時: 2015年10月13日(火) 13:00 ~18:00
- 会場: 明治薬科大学 紀尾井町サテライトラーニングセンター 剛堂会館ビル 第2会議室
- 代表世話人: 多摩大学大学院 研究開発機構 医療・介護ソリューション研究所 所長 教授 真野 俊樹 氏
※本トークセッションは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業である「クリーンデバイス社会実装推進事業/高信頼多機能ウェアラブル・バイタルサインセンサの用途開拓・普及事業」の成果を一部利用しています。
主なプログラム
13:00~
開会挨拶
株式会社ニューチャーネットワークス 宮本 勵
「実用化、成長軌道に入ったWVS」
株式会社ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋 透
「実用化をにらんだ高精度・多機能WVSの領域と定義」
北海道大学 大学院 情報科学研究科 特任教授 南 重信 氏
株式会社ニューチャーネットワークス 福島 彰一郎
「WVSの可能性を拓く「標準化」への道」
広島市立大学 大学院 情報科学研究科 教授 田中 宏和 氏
「WVSの安心利用に向けた「セキュリティ」への取組み」
サイバートラスト(株) 技術本部 セキュリティプロモーション部 部長 松本 義和 氏
【休憩】
15:05~
「貼り付け型WVS SilmeeTM Bar Typeに見る『心拍バリデーション』」
株式会社東芝 ヘルスケア社 ヘルスケア開発センター ウェラブルセンシング担当 参事 鈴木 琢治 氏
「貼り付け型WVS VitalgramTM が実現する『生活習慣病予防支援』」
株式会社アフォードセンス 代表取締役 CEO 樋口 行平 氏
「TZ1000から考える、多機能・省エネWVSの 『心臓部-LSI-の要件』」
株式会社東芝 セミコンダクター&ストレージ社 ロジックLSI事業部 ロジックLSI応用技術部 グループ長 前納 秀樹 氏
「WVSの普及のカギを握る『装着性』」
株式会社ニューチャーネットワークス 山内 梓
WVS装着素材メーカー各社担当
【休憩】
17:10~
トークセッションと質疑応答
中外合同法律事務所 赤羽根 秀宜 氏 (弁護士)
帝京平成大学 薬学部 教授 井手口 直子 氏 (薬剤師)
ファルメディコ株式会社 代表取締役 狭間 研至 氏 (医師)
参加者全員
18:00
閉会
※演題・講演者名・スケジュール等は、予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
問い合わせ
株式会社ニューチャーネットワークス(事務局)〒102-0083 東京都千代田区麹町三丁目2-5 垣見麹町ビル別館
TEL : 03-3222-4557
FAX : 03-5226-8944
電子メール : seminar@nuture.sakura.ne.jp
※本トークセッションでは、様々な業種や職種の方のご参加を念頭に、業種や職種ごとに定員などを設定しており、定員に達した場合など事務局都合によりご参加いただけない可能性もございます。予めご了承ください。