
【9/4開催 公開イベント】「エビデンスに基づくヘルスケアサービスの社会実装を目指した取り組み」ヘルスケアAIoTコンソーシアム 第26回 勉強会
ニューチャーネットワークス代表取締役 高橋 透が理事を務めます、 ヘルスケアAIoTコンソーシアム(HIT)にて、9/4(木)18時から、第26回勉強会「エビデンスに基づくヘルスケアサービスの社会実装を目指した取り組み」が公開イベントとしてハイブリット開催されます。
勉強会では、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)青島健氏に、「エビデンスに基づくヘルスケアサービスの社会実装を目指した取り組み」と題してご講演いただきます。
今回は公開イベントとして開催いたしますので、HIT会員以外の方もご参加いただけます。
AMEDやHITにご興味のありそうな方にお声がけいただき、折角の機会ですので、是非会場まで足をお運びください。
健康課題の解決につながるヘルスケアサービスの発展には、科学的なエビデンスが不可欠です。
しかし、医薬品などの治療・診断に関する製品と比べると、科学的エビデンスに基づいたヘルスケアサービスは、まだ十分に整備されていないのが現状です。
その背景には、行動変容に関するエビデンスの蓄積状況が体系的に整理されておらず、サービス開発時にどのようなエビデンスを取得すべきか、またサービスを選択する際にどのようなエビデンスを参照すべきかが、明確に示されていないという課題があります。
特にデジタルヘルス分野では、エビデンスの整備が不十分であり、科学的裏付けが不足しているケースが多く見られます。
こうした状況を受けて、AMEDは令和4年度に「予防・健康づくりの社会実装に向けた研究開発基盤整備事業」を開始し、科学的エビデンスに基づいたヘルスケアサービスの普及と社会実装を目指す情報サイト「E-LIFEヘルスケアナビ」を立ち上げました。
また医学会では、予防・健康づくり分野における重要な課題について、最新の医学研究の成果を分析・検証し、主要な介入方法の推奨度を取りまとめた「指針」を作成しています。
「E-LIFEヘルスケアナビ」では、これらの「指針」に関する情報を提供しており、サービス事業者には開発のための「手引き」として、自治体や健康経営に取り組む企業などのサービス利用者には、選択のための「指南書」として活用されることを目指しています。
本勉強会では、ヘルスケア社会実装基盤整備事業を担当されている青島様より、「E-LIFEヘルスケアナビ」の現状と今後の取り組みについてお話しいただきます。
勉強会終了後、有志にて懇親会を予定(参加費5,500円/人程度を予定)しております。みなさま是非会場に足をお運びいただきご参加ください。
※人数把握のため、チケット申し込み時のアンケートにて、懇親会参加可否をご回答ください。懇親会お申し込みの方で、当日懇親会参加キャンセルの場合は参加費をご負担いただきますのでご了承ください。
<ヘルスケアAIoTコンソーシアム 勉強会開催概要>
開催日:2025年9月4日(木)
時間:18:00~19:30(17:45受付開始)
開催場所:東京大学本郷キャンパス教育学部棟一階159教室及びZoomでのオンライン開催
主催:ヘルスケアAIoTコンソーシアム
イベント申込URL: https://event-seminar026.peatix.com/
申込み締切:2025年9月1日(月)17:00まで
プログラム:
・講演「エビデンスに基づくヘルスケアサービスの社会実装を目指した取り組み」
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)青島健氏
・質疑応答、ディスカッション
・総評
東京大学、ヘルスケアAIoTコンソーシアム会長 山本義春先生
※司会:ニューチャーネットワークス 張凌雲氏
※本イベントで使用されるいかなる著作物、肖像、その他の映像についても、参加者が権利者に無断で利用、撮影その他の方法による複製を行うことは禁止されます。
【ご講演者ご経歴】
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)青島健氏
1993年東京工業大学(現東京科学大学)総合理工学研究科を卒業。
1996年三井情報開発株式会社に入社、バイオサイエンス研究開発部長を経て、2005年エーザイ株式会社に入社、筑波研究所バイオインフォマティクス主幹研究員、2009年バイオマーカー&パーソナライズドメディシン バイオインフォマティクス部長、非臨床と臨床試験の橋渡しであるトランスレーショナル研究に従事。
その後、がんや認知症領域等の臨床試験を担当(生物統計)、2015年hhcデータクリエーションセンター データサイエンスラボ部長、AI創薬を推進。2022年筑波大学グローバル教育院教授を兼務、ライフイノベーション学位プログラム生物情報講座を担当。
2023年日本医療研究開発機構(AMED)医療機器・ヘルスケア事業部ヘルスケア研究開発課主幹、予防・健康づくりにおけるヘルスケア社会実装基盤整備事業を担当。現在に至る。