概要
~ コトづくりのための「顧客経験価値」の理解、顧客経験価値のための製品開発の7つのコンセプト、イノベーティブな製品企画開発を実践するためのトレーニング ~
- 顧客経験価値をベースにした新たな製品開発手法に変革するための必須事項を修得し、実務で応用するための講座
- 技術開発ではなく、顧客がどのような場面で、どう利用し、ベネフィットを感じるかといった顧客側の利用に重点を置いた製品開発法を学び、開発実務の実践に活かそう!
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講師の言葉
製品企画もかつては技術開発による物理的、機能的なモノやのサービスの企画が主体で、顧客が購入してくれること、つまり売上・利益に重点が置かれていましたが、これからは、顧客がどのような場面で、どう利用し、ベネフィットを感じるかといった顧客側の利用に重点を置かなければなりません。顧客が製品を利用し続けるには、顧客経験価値(CX)が常に高くなくてはならず、顧客との継続した接点と、必要な状況で必要なモノやサービスを提供するビジネスモデルが必要となります。またAI、IoTなどのICTの発展でその環境は成熟してきています。
以上のような点から、これまでの技術開発に起点をおいた製品開発のあり方は大きく変革しなければならず、独自の顧客経験価値を生み出すような製品開発活動にシフトすることが求められているのです。
本講座は、日本企業が得意とする技術を重視しつつも、その強みを顧客経験価値をベースにした新たな製品開発手法に変革するための必須事項について、丁寧に解説します。
セミナー詳細
開催日時 |
2023年11月16日(木) 13:00 ~ 17:00 |
開催場所 |
オンラインセミナー |
カテゴリー |
オンラインセミナー、研究開発・商品開発・ ビジネススキル |
受講対象者 |
・研究開発部門、製品企画開発部門、マーケティング部門、事業開発部門、新事業開発部門の担当、管理職、プロジェクトリーダーの方 |
予備知識 |
・特に必要ありません |
修得知識 |
・顧客経験価値を起点とした製品開発の考え方、具体的な実践手法が学べます |
プログラム |
1.顧客は何を購入しているのか
(1).サブスクリプション、シェアリングエコノミーでは顧客が
購入しているのは何か?
(2).売れる製品が変化している「なりたい自分になれるもの」
「自分の好きな空間」
(3).予測技術が進みライフステージを意識する消費が成長している
(4).顧客の価値観変化についていけてない既存業界 など
2.コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
(1).まず「製品」の定義を変えろ
(2).コトづくりのための「顧客経験価値」の理解
(3).「顧客経験価値」の詳細構造と仕組みを理解する
(4).インパクトある顧客経験価値とは
3.顧客経験価値のための製品開発の7つのコンセプト
(1).これまでの製品開発と顧客経験価値のための製品開発違い
(2).コンセプト1:製品の開発ではなく意味の開発を目指す
(3).コンセプト2:新しい意味を作り出せそうな異業種で
プロジェクトを組む
(4).コンセプト3:調査分析からではなく、個人の主観から
スタートさせる
(5).コンセプト4:世の中の変化の本質をつかむ
(6).コンセプト5:計画よりも身近なことで実証を繰り返す
(7).コンセプト6:アイデアで終わらずにコンセプト化する
(8).コンセプト7:ストーリーとしての面白さを妥協しない
4.顧客経験価値のための製品開発の全体設計と準備、事業企画開発フェーズ
(1).顧客経験価値のための製品開発の全体像とフェーズ
a.製品企画の全体像
b.製品開発のフェーズ
(2).準備フェーズ
a.製品企画開発プロジェクトの背景、目的、目標・成果の設定
b.製品企画開発プロジェクトの組織体制づく
c.プロジェクトの実施スケジュールと予算
(3).事業企画開発仮説フェーズ
a.事業企画開発仮説とは何か
b.事業企画開発仮説の4つの視点の具体的な内容と発想
c.効果的な事業企画開発仮説のための3つの方法
5.製品企画開発仮説フェーズ
(1).機能とコスト中心の製品企画開発から脱却するために
(2).顧客経験価値を企画するための8つの手法
(3).デザインシンキング
(4).タウンウオッチング
(5).現場観察(エクスペリアンス調査)
(6).異業種アイデアソン
(7).ペルソナデザイン
(8).カスタマーエクスペリエンスマップ
(9).顧客経験価値の分析と仮説まとめ
(10).製品アイデア発想
6.仮説検証フェーズ
(1).2つの仮説検証方法
(2).マーケティングリサーチ
a.新たなマーケティングリサーチの目的とは
b.マクロトレンド
c.エコシステム(業界構造)分析
d.有望市場分析
e.有望市場とターゲット市場の関係
f.ターゲット市場分析
g.ターゲット市場での競合分析
(3).PoC(実証実験:Proof of Concept)
a.PoC(Proof of Concept)の計画
b.顧客経験価値重視の製品企画開発におけるPoCの位置づけ
c.PoCの企画方法
d.PoCの実施
e.PoC結果分析
7.事業戦略構想書作成フェーズ
(1).事業戦略構想とは
a.製品ではなく“事業”としての戦略構想
b.事業戦略構想書作成の目的
c.事業戦略構想書の目次構成
(2).事業戦略構想書の内容と構想書事例
a.背景・問題意識と事業のパーパス、ビジョン
b.事業企画開発仮説
c.マクロトレンド・エコシステム分析
d.市場セグメント・ターゲット市場分析
e.カスタマーエクスペリエンスマップとアイデア発想
f.競合分析
g.PoCの概要
h.PoCの分析結果まとめ
i.SWOT分析と事業成功の要因
j.製品コンセプト
k.ターゲット顧客と顧客経験価値戦略
l.顧客経験価値ストーリー
m.ビジネスモデル戦略
n.マーケティングミックス戦略
o.ブランドポジショニング
p.価格戦略
q.販売チャネル戦略
r.コミュニケーション戦略
s.製品開発計画(技術開発含む)
t.マーケティング開発計画
u.財務計画
v.リスク分析、対応策
w.事業開発ロードマップ
x.当面のアクションプラン
y.アジャイルな開発を実現する実行組織体制
8.イノベーティブな製品企画開発を実践するためのトレーニング
(1).顧客経験価値を創造できる人になる方法
a.顧客経験価値経済へのシフト
b.自分の生き方、価値観を明確に持ち、人からも学ぶ
c.Sense(知覚)、Feel(感情)をセンサーにする
d.価値ある人的ネットワークを積極的につくり、活用する
e.社会課題を考え、実際に行動する
f.ヒット製品、競合企業・製品のベンチマーキングを行う
g.プロセスを重視する
h.小さく始める、スタートアップを経験する
(2).組織能力をアップさせる
a.製品開発の基本ツールを整備し、実践で使えるようにする
b.トレーニングも兼ねた実践製品開発研修を定期的に実践する
c.誰もが挑戦できる自由な製品企画開発の場を設定する
d.仕事の中で製品企画開発のために自由に使える時間を確保する
e.縦割り組織からネットワーク組織へ
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キーワード |
顧客経験価値 製品企画開発 デザインシンキング エクスペリアンス調査 異業種アイデアソン ペルソナデザイン カスタマーエクスペリエンスマップ マーケティングリサーチ PoC |
タグ |
サービス、マーケティング、技術経営、商品開発、新事業 |
受講料 |
一般 (1名):44,000円(税込)
同時複数申込の場合(1名):38,500円(税込) |
会場 |
オンラインセミナー
本セミナーは、Web会議システムを使用したオンラインセミナーとして開催します。 |
お問い合わせ先
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