ニューチャーネットワークス主催のオンライン勉強会「顧客経験価値研究“あソビーデザインスクール”」第4回を開催いたしました。
ニューチャーネットワークスでは、各分野で最先端、また独自の切り口で研究されている方々をお呼びして、学習意欲、好奇心の高い方々と一緒に学ぼうということで、定期的にオンライン勉強会「顧客経験価値研究“あソビーデザインスクール”」を企画、開催しております。
第4回は、人が無意識に自然に行動を変える方法=ナッジの魅力をわかりやすく、穏やかな津軽弁でご講演されることで有名な竹林氏をお招きし、どうすれば相手は動くのか、ナッジで人を動かすポイントなど、意識すればすぐに活用できそうな例をあげてご説明いただきました。
竹林様は、青森を本拠に全国各地でナッジの講演・講義やコンサルティングを中心に活動され、人が無意識に自然に行動を変える方法=ナッジの魅力をわかりやすく、穏やかな津軽弁で語りかける講演は大変好評で、学会発表では立ち見が出ることもあるそうです。
TEDでも、「心の中のゾウと仲良くなると、人は動く」というタイトルでご講演されていらっしゃいます。トレードマークの立派な髭も魅力的ですので、是非ご覧ください。
最近は自治体のナッジ戦略への助言や、若い実践者の学会発表支援などの人材育成に力を入れ、オンラインでの発信も積極的に行っていらっしゃいます。また最近ではYouTube(たけばやし博士)やnote(健康教育学会青森大会事務局長)での発信にも取り組まれていらっしゃいます。
“あソビーデザインスクール”は、遊びに代表される人の経験価値を多面的な視点で研究し、デザインする自由な学校です。また人と組織のネットワークの場でもあります。
今後も定期的に開催を予定しております。
【顧客経験価値研究“あソビーデザインスクール”とは】
ニューチャーネットワークスでは顧客経験価値の研究、事業化支援を目的として、“ソビー(Sobi)”という名の事業を立ち上げました。
顧客経験価値を研究していく中で、食品やヘルスケアなど特定の分析対象をテーマにしていても、顧客経験価値が形成されるには様々な要素が絡みあい、より幅広い分野の知見が必要だと認識致しました。
そこで各分野で最先端、また独自の切り口で研究されている方々をお呼びして、学習意欲、好奇心の高い方々と一緒に学ぼうということで、ニューチャーネットワークス主催のオンライン勉強会「顧客経験価値研究“あソビーデザインスクール”」を企画、開催しております。
<これまでの開催実績>
2020年11月6日(金):食の未来学
講師:宮城大学 食産業学群 石川 伸一 教授
分子調理学がご専門で、「食」をサイエンス、アート、デザイン、エンジニアリングとクロスさせて研究されていらっしゃる石川 伸一 教授をお招きし、私たちが普段何気なく食べている食事について、「食の未来学」をテーマにご講演いただきました。
2020年11月30日(月):環境づくりと経験価値マネジメント
講師:早稲田大学 人間科学学部 人間科学学術院 小島 隆矢 教授
「建築環境学」がご専門で、住居・建築・都市などの環境をよりよいものとするため、音・光・熱・空気などの環境要素や環境を使う人間 (利用者、居住者、市民等) の意識や行動を研究されていらっしゃる小島 隆矢教授をお招きし、環境に対する顧客のニーズ・CS (顧客満足) を把握することの意義、そして「表面的なニーズ」ではなく「真のニーズ」を捉えるため、実際に行われている取り組みなどについて事例を交えてご講演いただきました。
2020年12月9日(水):若き哲学者が語る人工知能のための哲学塾
講師:哲学研究者 / 機械学習エンジニア 立教大学兼任講師 大山 匠 氏
哲学研究者、機械学習エンジニアとして、人工知能の研究開発を行っている大山匠様をお招きし、「知能とはなにか」「人間とはなにか」という問いや理解を通じて、広く人工知能と哲学に関する現代的問題について、AI、哲学に普段接していない方にもわかりやすくご講演いただきました。
2021年1月19日(火):コロナ時代、人を動かすには?
講師:青森県立保健大学公衆衛生研究室 竹林 正樹 氏
人が無意識に自然に行動を変える方法=ナッジの魅力をわかりやすく、穏やかな津軽弁でご講演されることで有名な竹林氏をお招きし、どうすれば相手は動くのか、ナッジで人を動かすポイントなど、意識すればすぐに活用できそうな例をあげてご説明いただきました。