「言われてやる」「会社の方針だから仕方がない」「他社がやり始めたから
ウチもそろそろ考えなければ」こういった変化には「なぜ自分はそれをやるのか」
といった内発的な動機はない。内発的な動機?どうやればそんなものが生まれて
くるのか。原点にかえってみると次の2つを自分自身に問い、考え、答えられな
ければならない。
①自分はいったい何者か?
②自分は社会の歴史の中で、どこにいるのか?
①自分はいったい何者か?
は自分の個性、特異性、強みや弱みを周りとの関わり合いの中から相対的に
定義づけること。
②自分は社会の歴史の中でどこにいるのか?
は、大きな社会単位の因子、きっかけ、結果という連続する変化の中で
今自分はどのあたりにいるのかを認識すること
この2つの問いを、住んでいるコミュニティ、所属する会社や組織、家族、
自分自身という対象で考えることが、「内発的な動機づくり」の近道なの
だと思う。