新メールマガジン「グローバル・エイジ」発刊に当たって
皆様には、平素大変御世話になっております。
これまで弊社ではメールマガジン「ネクストリーダー」を弊社のお客様を中心に、私をはじめ弊社コンサルタントが名刺交換させていただいた方々に、毎月2回の頻度で配信して参りました。
「ネ クストリーダー」では、挑戦するリーダーのマネジメントを紹介した「ネクストビジョン」、経営の変革を現場から仕掛け成功した事例を取り上げた 「現場起点の変革実行」など、ビジネスの実践に生かせるコラムを5テーマで発信してまいりました。配信の度に、多くの方々からコラムへの賛同のお言葉や、 応援のお言葉をいただきました。また、今年5月の休刊の際にも「ぜひ次回の発行を」との励ましのメールも頂戴しました。この場を借りて皆様のご支援に対 し、心からお礼を申し上げます。
さて、2008年、皆さんもすでに実感されておられると思いますが、経済そして地球環境 も含めた社会全体が大きなターニングポイントを迎えており ます。弊社ニューチャーネットワークスも昨年後半から大きな変化の必要性を強く感じ、2008年前半には、組織体制、コンサルティングサービス、ビジネス モデルなど大きく見直しました。
その見直しの一環として皆さんにお読みいただくコラムも新しくしようということになりました。コラムの刷新にあっては次の3つの点を考えました。
- 企業経営、そのほか非営利組織などのマネジメントに関して、過去にこだわることなく、「未来のグローバル・エイジ」の視点に立った提言や問題提起を行うこと。
- 利益の追求を超え、顧客、社会、社員、取引先へのバランスのとれた価値提供ができるマネジメントソリューションについて研究し、それらをより専門的にかつ実践で活用できるものを発信すること。
- これまでの業界、産業の垣根を越えた視点での新たな事業創造、価値の共創(Value Creation)を目指すこと。
以上3つの視点に立って今回、新メールマガジン「グローバル・エイジ」を立ち上げることにいたしました。“グローバル・エイジ”という名前の由来 は、約20年前の私の大学時代にあります。私は、サークルの先輩数名と非営利組織の方画を対象にした小さな雑誌”グローバル・エイジ”で編集や営業のお手 伝いをさせていただきました。発行部数も少なく、ミニコミ誌のような雑誌でしたが、多くの著名な方が投稿してくださる、志の高い雑誌でした。大変残念なこ とに数年前、編集長がお亡くなりになり、雑誌は一度廃刊になってしまいましたが、編集長のご親族の方のご好意で、弊社が商標権を譲り受け、今回弊社メール マガジンとして復活させていただきました。かつての”グローバル・エイジ”に負けないようなよいメールマガジンにしていきたいと思います。
新メールマガジン「グローバル・エイジ」ではグローバルで活躍するリーダーのインタビュー記事をはじめ、人・組織のダイバーシティが進む中での新 たな価値の共創・創発の方法論、M&A・アライアンスなどの経営戦略トピックスなどの知識、情報を発信していきたいと思います。
読者の皆様の中にも記事の執筆、インタビューなどへのご協力をお願いすることもあろうかと存じます。今後ともニューチャーネットワークスの「グローバル・エイジ」をご愛読くださるとともに、ご支援、ご指導くださいますようお願い申し上げます。
メールマガジン名
「Global Age」(グローバル・エイジ)
対象読者
自己のもつ個性、能力、知識、スキルで「グローバル・エイジ」の社会に貢献していきたいという志をもつ方。そのための具体的な理念、ビジョンを持ち、これまでの考えにこだわらない発想で、現場の人々、組織などの革新をリードしていきたいと考えている方。
- 一般企業でご活躍されるビジネスリーダーの方
- 官公庁、自治体などの公的機関でご活躍される方
- 非営利組織などで社会的に意義の高いお仕事をされる方
- 大学生、専門学校生などの将来組織のリーダーを目指す方
「グローバル・エイジ」の主な構成
①「グローバル・エイジ」のリーダーからの提言
- グローバルに活躍する国内外のリーダーをビジネス界に関わらず取材、インタビューし掲載
- 資本主義の広がりによる世界に広がる格差問題、環境問題など我々の社会のベースを揺るがす問題など
- 新興市場の動向、グローバル社会への影響など
②成長の新視点「ライフスタイルビジネス」
- 業界、産業区分での価値提供のあり方を根本から見直し、「人のライフスタイル」という包括的な視点でビジネスを捉えなおした提言
- 業界、産業を超えた「価値共創的(Value Creation)」の実践方法
- 国内外のこれまでにないイノベーティブな「ライフスタイルビジネス」におけるビジネスモデルの情報
③価値共創のための「M&A・アライアンス」
- 単なる価値の移動ではなく、「価値の共創」としての「M&A・アライアンス」の考え方、実践手法
- 事業経営を機軸に置く「ストラティジックバイヤー」のためのM&A・アライアンスの手法
- 企業のM&Aだけでなく、営業譲渡、業務提携などアライアンス手法の事例紹介
④利益を超えた価値創出の「戦略計画と実践」
- 企業、組織活動の原動力を、「利益」だけに置くのではなく、顧客、社会、社員、取引先へのバランスのとれた価値提供と考えた経営の提言
- 予測しにくい事業環境の中で、トップダウン・ボトムアップ型の事業戦略計画の策定方法とその実践マネジメント
- 4半期ごとの戦略プロジェクトの見直しとリソース配分など「俊敏な経営」
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