四半期、半期決算の結果、企業業績も回復の方向に向かい、株価1万円以上が1週間以上続いている。しかしまだ大半の企業は前年比80%ぐらいの業績にとどまっており、本格的な景気回復とまではいっていない。そのような状況の中で、前年比120%、140%の業績を上げている企業や組織、担当者がいる。共通していることは
①目標を達成するためのアクションプランの種類がライバルの3倍ぐらい多く、あの手この手を徹底的に試している。
②顧客ターゲットの狙いに間違いがない。努力しても無駄な顧客に時間をかけていない。
③これまでの常識にとらわれない、ユニークな発想がある。
④失敗したことをくよくよしない。常に前向きで、トライ・アンド・エラーをすばやく行っている。
⑤製品、サービスの良さの本質を丁寧に、粘り強く説明し、顧客を説得している。
⑥顧客のために、所属組織を超えた活動を行っている。
⑦年間計画、半期、四半期、月、週、日の計画が連動している。中期の成果を考えつつ、短期でもがんばれる。
などです。
業績が悪くなっていく人や組織は、業績を上げるための行動や思考よりも、愚痴や文句、言い訳を考えたり、話したりする時間が長い。