10年前と比較、日本企業の「製品・事業開発力」が低下しているように思える
原因はいろいろ考えられるが、我々が最近ビジネスの現場で把握していることは
①売り上げ維持のための製品ラインアップの増加、
②情報化、デジタル化による分業の徹底(企画の一部しか担当できない)
③製品サイクルの短期化
④ネットサイト2次情報などへの過度の依存など企画情報の質の低下
⑤経験不足からくる若年層のコンセプト企画力の低下
などではないだろうか。多くの企業では、生活者、顧客の真の実態を把握する
余裕もなく次々と新製品が出され、撤退していくことが多い。その結果
「組織の中で、顧客、生活者の使用実態やその背景を見ている人は、実は誰もいない。」
ということが多くなっているように感じる。
そこで、ニューチャーネットワークスでは実際の生活者の生活背景を「直接把握」し、
生活者と共同で製品・事業企画コンセプトを行う、ワークショップを行っている。
来る2月18日のセミナーでは、40歳代の生活者と女子大生の方をお呼びして一緒に
ワークすることを企画している。ワークショップでは生活者の実態を客観データ
として把握するだけでなく、直接対話を通じ「主観的」に感じ、認識することから
独自の製品アイデア、事業アイデアを企画する手法、場作り、コンセプト企画手法
を体験してもらうものである。
マーケットリーダー“女子大生・アラフォー”を巻き込んだ
『製品・事業開発力強化』セミナー
~生活背景の文脈から発想する製品・事業開発~
http://www.nuture.co.jp/nuture_site/node_393/node_602