内閣府が公表した2010年4~6月期の国内総生産(GDP)で日本の名目GDPを上回り、米国に次ぐ世界第2位の経済大国になろうとしている中国。(8月16日1次速報値)
ニューチャーネットワークスはボーダレスエコノミー時代そしてアジアの世紀に対応するため、グループ企業の株式会社ユイマールを株式会社ニューチャーアジアに社名変更し、中国を中心としたアジア事業に本格参入することになりました。
2010年7月26日(月)、都内ホテルにて中国第一汽車・日本支社長 潘様、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社常勤監査役 畔柳様のご両名をゲストスピーカーにお迎えし「アジア事業立ち上げ記念講演会・懇親会」を開催しました。
最初に登壇いただいた中国第一汽車・日本支社長 潘様は、北京大学で日本史を専攻された日本通で、日中の自動車業界代表メーカーアライアンス提携を実現された手腕とご経験をお持ちです。
ご講演では2009年の新車販売台数が世界1位となり、急成長を続ける中国自動車産業の現在と未来、そしてその問題点と日本の自動車産業との関係について、日中経済界交流のご経験も交え示唆に富んだお話をいただきました。
続いて、グローバル経営の経験豊富なユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社常勤監査役 畔柳様から、これからのグローバル経営の課題となる多国籍企業に求められる人材について、欧米多国籍企業の動きも合わせ機知に富んだお話をいただきました。
記念講演会はアジア事業に興味をもつ企業の方々に多数参加いただき、会場がほぼ満席となる盛況となりました。
続く懇親会では、中華人民共和国駐日本国大使館一等書記官 李様に乾杯のご発声をいただき華やかに開始しました。
ニューチャーアジアの中国における活動拠点の1つである、浙江省紹興市よりお祝いの紹興酒が届き、参加者の皆さまに振舞われた他、余興として紹興酒の年代を当てる利き酒大会が催され会を盛り上げました。
参加された皆さまにはこの会を通じてアジアに思いをはせ、ネットワークを構築するとともに新たなチャンスや気づきを掴んでいただけたのではないかと思います。
ニューチャーアジアは現地企業、キーパーソンとの交流を深め、積極的に事業展開を図っていきます。ニューチャーネットワークスともども今後ともどうぞよろしくお願いします。
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★ニューチャーネットワークス 関連コラム★
第20回 中国の自動車産業の現在と未来、その問題点と日本の自動車産業との関係(1)
中国第一汽車集団公司(FAW) 日本支社長 潘 力本(PAN LI BEN)
(ニューチャーネットワークス アジア事業立ち上げ記念講演会講演録)